仕事とは「人に仕えること」と書く通り、どんな業種であっても人と関わることは避けられない。
その中には、趣向や考え方が全く合わない人もいれば、性格的にやりにくい人や能力に欠けている人もいたりする。
社会にはいろんな人がいるからね。
元々、そういうものなのだ。
でも、実際仕事でそういう人や会社と関わると、わかっちゃいるけど文句の一つでも言いたくなって、ついつい仲間内で愚痴っていたりする。
僕もあります(_ _;)
まあ、ストレスを抱え込むばかりじゃ体にも悪いから、たまには発散するのもいいんだけど^^;
でも、愚痴ってばかりでは、世の中渡っていけないし、業務もはかどらないから商売も上手くいかない。
だから、解決法を見出さなくちゃいけないんだよね。
相手のやっていることに文句があったり、マイナス部分が見えるということは、少なくても自分はどこに問題があるのかがわかっているということになる。
だから、建設的に考えれば、具体的に解決案も見つかるということだ。
ただし、ここで注意しないといけないのは「相手を変えようとしないこと」。
「あいつがこうすればいいのに」
「自分のペースに合わさせるなよ」
「効率悪いんだから、やり方を変えろよ」
と、思ったところで、相手は変わってくれない。
絶対に。
そもそも、相手に変わってくれるくらい理解力があって、対応力があれば、こんな問題は起こらないんだからね^^
そんなことを期待していても何も変わらないし、最悪の場合ドロ沼化するだけなんで、そんな時は思考を別の方向に持っていく方がいい。
よく「人生で起こることは全て必要必然」とか、「自分に起こる現象は鏡である」なんて言われるけど、こういう文句が出る時、後で冷静に考えるとあれは本当だなってつくづく思う。
実は、相手に対して文句があったり、愚痴ったりすることって、得てして自分に足りないもの(課題点)だったりするんだよね。
たとえば、先ほど
「あいつがこうすればいいのに」
「自分のペースに合わさせるなよ」
「効率悪いんだから、やり方を変えろよ」
と思ったところで相手は変わらないって言ったけど、実はそれって全て自分に跳ね返ってきている問題だったりするんだよね。
そもそも、そういう問題が起こっている原因は何故かと考えると、自分の指導力や提案力のなさであったり、コミュニケーション不足だったり、(大した努力もすることなく)諦める早さであったりといったところに行き着いたりする。
そう。
実は、そういう時は人生をよりよくするために、自分の足りない部分に気づき、自分を変える必要性に迫られている時のような気がするんだよね。
最近、僕も文句を言いたくなるようなことがいくつかあったんだけど、冷静に考えたら、それらをクリアすることができれば、今後の商売がもっとやりやすくなるなって・・・
そうか、これが自分が次のステージに上がるための条件なんだなって、その時改めて気がついたんです(遅いわ^^;)
やりにくい相手をやめさせたり、取引をやめるのって簡単だけど、そんなことしたところでそれは単なる問題の据え置きにしか過ぎない。
同じような問題は、また形を変えて出てきたりする。
要は、根本(自分)の問題が解決できていないからね。
それが卒業できるまで永遠に続くんだったら、愚痴りたくなる問題が出てきた時は逆にチャンスで、さっさとそれを解決できるように自分を磨く方がお得。
そういう捉え方で望んで行った方が効率がいいなって思うようなりました^^
大体、本当にできる人って、どんな困難が起こっても「はいはい。そう来ますか。じゃあ、これで。」って感じで涼しい顔して、余裕でクリアしていくもんね。
それくらい器の大きな人間になりたい。
カッコいいじゃん、そんな人は。
文句や愚痴を言うのは簡単だけど、あれって麻薬みたいなもんだし・・・
中毒患者になったら、長引くからね。
愚痴って清々するのもいいけど、せっかく神様が自分に提示してくれた課題なので、これからも一つひとつしっかり向き合って卒業できるようにしていきたいなと思います^^