今年も年末は大晦日まで大忙し。
大阪、兵庫、阪神間のスーパーに弊社スタッフもごぞって出動し、みんな各地で大活躍をしています^^
そんな中で毎年恒例でご依頼をいただいている山陽姫路百貨店と京都MOMOテラスからのお仕事も健在。
おせちや正月料理の食材を求めて買いに来られるお客様相手に現在奮闘中です。
駅構内から世界遺産の姫路城を眺めながら出勤できる姫路の山陽百貨店は、ここ数年年末年始のお仕事をいただいてますが、今年は去年に引き続きおせちに使うかまぼこの試食販売を担当させていただいています。
去年の売上が良かったのでメーカー様よりリピートがあったんですね。
ありがたい話です。
ところで、かまぼこって正月前になると異常に値段が上がりますよね。
あれ、何故だか知っていますか?
おせち料理に使うからと単にめでたいのをいいことに、どさくさに紛れて普段の商品をべらぼうに値上げして売ってるわけではないんですよ^^;
もちろん縁起物ということでプレミアはついていますが、おせち用のかまぼこは通常の商品と材質が全く違います。
グチ、ハモ、ヒラメ、スケソウダラなどの最上級の白身魚を使い、デンプンをほとんど使用せず作ることで、普段のかまぼこより数段食感もプリっとしていて、味わいも深く、喉ごしの良い物に仕上げられているんですね。
そして、普段のものより形も大きく、食べ応えもあるようになっています。
そのため正月用の良質なかまぼこは、下手な刺身よりもよっぽど美味しく作られています。
それに、古来よりかまぼこの形は「日の出」表すとしており、ピンクの部分は魔除けや慶び、白い部分は神聖さや清浄を表していると言われ、新年を迎えるに相応しい食品と言われているんですね。
だから、かまぼこメーカーも「皆さんの新年にご多幸をもたらす役割を果たしたい」と年一の勝負で普段とは全く違った心持ちと材質でおせち用の商品製造には取り組んでおられます。
まあ、そういったことを伝えていくのが私たち販売員の仕事なわけですね。
実際に食べていただくと、本当にブリっブリでビックリされますけど・・・^^
まさに、「百聞は一口にしかず」ですね。
また、京都のMOMOテラスからも毎年水産物の年末商戦での販売依頼がいただけています。
こちらは、弊社のNさんが毎年ご指名をいただいて勤務しています^^
Nさんって、トークが上手いので結構どこからでも引っ張りだこ・・・要は、お客様の懐に入るのが上手いんですね。
カメラを向けるとあまり笑ってくれないんですけど、普段はケタケタ笑っている明るい方で売場の方からも人気のスタッフさんです^^
ここの売場は毎回行ってから販売を担当する商品が決められるので、Nさんのように臨機応変に応用が効く人でないと難しいんですよね。
1日の中でも売る商品がコロコロ変わったりするので、気持ちもトークも切り替えの早さが大事。
特に年末商戦時はお客様がひっきりなしに来られるので、「ノリと勢い」を維持しながら、商品ごとにトークをまとめていかなきゃいけない。
ボォーとしてたり、マイペースを崩せなかったりでは話になりませんからね。
普段の対面販売時でも「ノリと勢い」って大事なんですが、こういったお祝い事にちなんだ売場の販売では、普段より価格も高いものが多かったり、お客様も特別感を持たれているので、販売員が場を盛り上げる表現ができるかどうかが売上アップを左右することになるので、僕が勤務する場合もそういったことは特に注意しています。
やっぱり、場の空気で来店者の購買意欲って変わりますからね。
活気のある空気は「人」でしか出せませんから。
ということで、今年も大晦日までバタバタの年の瀬でした^^;
無事に最後まで業務を全うしてくれたスタッフのみんなにも感謝です。
この1年で新しいメーカー様や取引先もたくさんできました。
来年からもそういった皆様から信頼される仕事を遂行していきたいと思います。
今年もいろいろありがとうございました。
来年も頑張っていきますので、どうぞよろしくお願い致します。
では、皆さん。よいお年を^^