GWが近づくにつれ、スーパーや量販店、商業施設もイベント催事が増えてきます。
ありがたいことに、ウチの会社にも通常の試食販売から各種イベントまでたくさん来ています^^
また、GWは季節の変わり目でもあり、気温も上がってくることで、アピール商品も一気に春夏物に変わる時期でもあるのでプロモーション商品の趣向も一気に変わってくるんですね。
というわけで、今回はコープでの麺つゆの試食販売に販売に行って参りました。

そうめんを茹でて、麺つゆをかけて味見していただくという企画なんですが、以前インスタントラーメンの試食販売の時にも書いた通り、麺類の試食販売って意外と難しいんですね。
伸びたり、固まったりしてはせっかくの試食も台無しになってしまう;
そのため、お客様の流れを読んでタイミングを合わせたり、温度設定なども考えたりしながら提供する技術が要求されます。
また、保存期間が長く、一食で一気に使い切ることのない商品(ドレッシングやレトルト食品など)は、まだ家に使い切っていない商品がある場合、いくら試食が美味しくても即購入に繋がらなかったりするんですね。
このように同じ試食販売でも、商品によって販売の難易度が変わってきます。

さらに、今回販売の難易度を高くしていた要因の一つに「商品の位置」の問題がありました。
上の写真を見ていただくと分かりますが、上の2段はプロモーションメーカーの商品なのですが、その下は別メーカーの商品で価格の安いものが置かれています。
また、商品(麺つゆ)前の足元には抱き合わせ商品として素麺を陳列していました。
これが、いざ販売となると結構大変なシチュエーションになるんですね;
スーパーは敷地面積は一定なので、商品をいかにして目立たすか、いかに手に取りやすくさせるかは店内の配置や陳列を工夫しなければいけません。
それによって大きく売上が変わってくるため、これは店員さんの永遠の課題なんですね。
目立たせたい商品はたくさんあるのですが、敷地面積を広げることはできないので、その中で表現するにはどうしても限界があるので理想通りにいかない。
これはとても悩ましいところなんですね。
今回店舗のつくりやアピールしたい商品数の関係もある中で、商品陳列を考えてくださって売場づくりをしていただいたのですが、試食したお客様の中にはゴールデンゾーンにある同じ種に並べていた別メーカーの商品を間違ってカゴに入れられたり、足元にクロスセル(抱き合わせで売る方法)狙いで置かれたそうめんがあるため、麺つゆまで手が届かず購入を諦めたりされた方もいたので少し勿体ないなと思ったこともありました。
これは決してこのお店の店員さんが悪いのではなく、どうしてもスーパーや量販店には限界があるということなんです。
(ゴールデンゾーンやクロスセルと言った専門用語が出ましたが、これらはまた別の機会にこのブログでも書いてみたいと思います)
このように、売上というのはちょっとしたことで大きく変わったりします。
まさに、微差が大差を生む。
これが商売の醍醐味とも言えるんじゃないかと思います。
我々はいろんな状況下で販売をするわけですが、それでも今回は丁寧な売り場の方の協力やお客様にも恵まれて、いいプロモーションをすることができました^^
現場は常に一定ではなく、人間が携わる限り、生き物なんですね。
だから、そのシチュエーションや変化をどのように捉え、楽しんで試行錯誤できるかが大事だと思います^^
今回もいい経験と学びをいただきました。
ありがとうございました!
さて、GWも間近。これからどんどん忙しくなってきますよ。
一緒に頑張りましょう!