市場で初公開する時はどんな商品でも「どんな反応があるのか?」「どれくらい売れるのか?」とちょっとドキドキするもの。
今回販売する焼売と餃子は、百貨店以外で販売されるのが初めてだっただけに、メーカー様も店舗様も販売員もみんな「どんな感じになるのか?」興味津々でした。
高品質で価格も高めだったので、スーパーではウケないのではとメーカーの担当者様は心配されていましたが・・・どうしてどうして。
食べ応えがあってとても美味しい商品なので試食されたお客様も大絶賛でした!^^


今回、試食販売をさせていただいて改めて大事だなと思ったことの一つに、お客様に提供する”試食サンプルの大きさ”があります。
「焼き方」や「食べやすさ」はもちろん、その上で「本来の味をしっかり味わえる大きさ」で提供する・・・これができていないと価値を感じてもらず、購入に至らないということを肌で感じた商品でした。
今回試食していただいた焼売は1/4の大きさでカットして提供していると、中に入っている大ぶりなエビを味わないものも出てくるので、せっかくの売り(長所)の部分が感じてもらえないんですね。
それが1/2だと確実に試食してもらうと良さを実感してもらえる・・・
この差は販売においてはとても大きなものとなります。


こういうふうに書くと「試食販売なんて大きく出した方がいいに決まってるじゃん」って思われる方もおられると思いますが、実はこれは依頼メーカーによっては予め制限や指示があったりするんですね。
スーパーによっては”試食魔”と呼ばれるような買う気もなく食べ荒らすだけの人や食べたいだけの子供がたくさん来店されるところもあり、無制限に試食を出していると売上が立たないのに経費ばかりが嵩むことになってしまったりすることもあるんです。
そのため、「試食はここまでにしてください」と数量や金額を指定されるメーカー様もあるんですね。
まあ、原材料費や配送費などコストが上がっているのでわからなくはないんですが・・・;
でも、あまりこういったことを厳密に指示し出すと、販売員も常に加減を気にしながらになりますし、買う気になっているお客様のタイミングを逃すことにも繋がります。
さらに今回のようにその商品が持っている本来の良さ(長所)が伝わらないようなやり方で提供してしまうとせっかくのプロモーションが無駄に終わり、意味がなくなってしまうことになるんですね。
節減対策は大事なことですが、販促効果を考えるとこの辺りは商品や店舗によっていっこうのよちはあるんじゃないかと思います。

しかし、今回の商品に関してはメーカー担当者様の的確な指示もあり、食べ応えのある状態で提供できたことでまさに「絶品!」の味わいをお客様に届けることができ、予想以上の売上を上げることができました^^
ありがとうございました!
メーカーの方やお店の方に喜んでもらえると私たちもとても嬉しく、自信ができ、今後のモチベーションにも繋がります。
今後もメーカー様、店舗様と「三方よし」につながるように活動していきたいと思います。
一緒に頑張りましょう!