今回は京都のライフ二条店にて、京野菜の賀茂なすの試食販売プロモーションの依頼を受けて、弊社スタッフが実施することになりました。
京野菜というのは、気候風土に恵まれた京都で栽培される伝統的な野菜で非常に長い歴史を待ち、高品質なことから有名ブランドとして全国で認知されています。
その中でも、「京のブランド産品」と言われているものは、特に品質・量が優れている京野菜を京都府が認証したもので、今回試食販売を実施した賀茂なすもそれに該当する商品ということで試食をされたお客様もその味にはビックリされる方がたくさんおられました。

賀茂なすというのは、京野菜でも代表格の商品。
上賀茂の人々に守り育てられてきた「京の伝統野菜」の代表格。直径15cm、1個300gにもなるも大型の丸なすで、ガクの下が真っ白なのも特徴です。
肉質が緻密で、油を吸い過ぎず、煮炊きしても型くずれしません。味噌との相性も良いため、丸形を生かした田楽で親しまれています。炒め物、揚げ物や煮物にしても、とろっとした食感が楽しめます。
主な産地は、京都市、亀岡市、綾部市で、7月から9月まで出回っています。
JAグループ参照
そう。まさに、今が旬。
食べたことのある人ならわかりますが、千両なすなどと比べてみると身がしまっていて、弾力性があって、とても美味なんですね。

賀茂なすといえば、形が丸いこと、そして身がしまっていて油をあまり吸わないことから、調理法は田楽が有名ですが、もちろんそれ以外の食べ方でも美味しくいただけます。
今回は、スタッフが胡麻油で炒め、大根おろしと青じそをトッピングして、ポン酢をかけたレシピで試食を提供。
あまりの美味しさに試食されたお客様もビックリで、購入された皆さんから作り方を聞かれるので、一人一人丁寧にレシピ説明をしてました。
やっぱり、食品は美味しくなくちゃ、始まらないですからね^^
いくら素材が良くても、試食の出し方次第で売上は大きく変わるんです。

試食販売でもプロは、ただ調理して食べてもらえればいいとは思っていません。
調理法やレシピはもちろん、試食提供する備品や試食品の取りやすさ、食べやすさ、手軽さ、見た目、そしてトークによる印象づけなど細部にこだわりがあります。
そういった努力の上に、新たなファンを作ることができるんですね。
今回も「賀茂なす=田楽」の印象から違った視点でひと工夫することによって、お客様の調理レパートリーも増やしつつ、新たな賀茂なすの魅力を伝えることができました。
こういった小さな工夫でも市場を開拓し、売場に革命を起こしていけると僕たちは考えています。
一人一人の努力の結晶でこだわって作られた商品ですからね。
せっかくなので、売り方にもこだわりたいものです。
おかげさまで、今回もたくさんのお客様に賀茂なすの魅力を伝えることができました。
この機会をいただき、感謝しています。
これからも、こういった一つ一つの機会を大切にしていきたいと思います。
一緒に頑張りましょう!