同業他社が激増し、モノが溢れ、自宅にいてもネットで購入できる現在は、どこでも何でも同じような品質のものが手に入るようになっています。
こういった状況では売り手(商売人)は簡単に他社との差別化もできなくなっていますし、ビジネスを発展させていくことも難しくなっています。
選ばれるためにお店や会社が取り組んでいる事柄

導入期や成長期にある業界のビジネスなら目新しくもあり、ライバル会社もまだ少ないため、比較的楽に集客や販売ができるので問題はありませんが、成熟期以降を迎えている業界のビジネスはお客様から選ばれる自社や自社の商品を選んでもらうためにいろんな試みが必要になってきます。
他業種と組み合わせた新しい商品を開発したり、ライバルの少ないエリアでの活動を考えたり、SNSなどのツールで積極的に発信したり、正当な利益を取れないほど価格を安くしたり、休日を減らして活動時間を長くしたり・・・
少しでも他者との違いをアピールして、消費者に自社を選んでもらおうと必死に日々活動されていることと思います。
お店や会社が選ばれる基準:購買判断要素はどこにあるのか?

そもそも、お客様は何に価値を感じて購入するお店や会社を選んでいるのでしょうか?
まず「安さ」はわかりやすい魅力ですね。あと「便利さ」も。
「他にはない」という要素も選ばれる理由です。
他には「よく見かける」「よく知っている」という要素も安心感や好奇心を抱かせる要素となります。
「みんなと一緒」「多くの人が利用している」という要素も安心感と社会的欲求も満たすことにもなりますし、こだわっているものなどを買う場合は「(このお店で買うのが)自分らしい」ということも重要な要素になります。
ただ、「安さ」「便利さ」は資金の少ないお店や会社では、あまりこれらを追求すると経営が傾いてくる可能性がありますし、「他にはない」商品やサービスを確立するのは簡単なことではありません。
「よく見かける」「多くの人が利用している」というのはSNSでバズらせることで実現可能ですが、これもそう簡単ではありませんし、マスコミ等を利用するなら莫大な費用がかかります。
では、他に同業他社と差別化して選ばれる方法はないのかといえば・・・そんなこともないんですね。
実は、どんな人でもお店や会社の価値を上げ、その他大勢から選んでもらえる方法があります。
それは、ズバリ「人」です。
選ばれるためにお店や会社が取り組むべきこととは?

モノが溢れ、どこでも同じような商品やサービスが受けられ、世の中がデジタル化・ネットへの移行に進めば進むほどビジネスを差別化するのは難しくなります。
ただ、同じビジネスでも圧倒的な違いが出るモノがあります。
それが「人」です。
同じモノでもどうせ買うなら「好きな人」「気持ちのいい人」から買いたいというのは人の道理。
そういう人のところで買い物をすると他より何倍何十倍と楽しくなり、得した気分になります。
今は人件費が高騰しているので無人化に進む企業も少なくないですが、それは経費の削減のためでもありますが、態度の悪い店員を雇って教育することを考えれば、手間も削減できるし、お客様もそんな人からの接客を受けなくて済むということもあるからです。
逆に、人間性の良い人や人気者がいるお店や会社はその人の存在するだけで人を呼びます。
なぜなら、同じようなモノやサービスを買うなら、好きな人や気持ちのいい人から買いたいからです。
買い物は体験です。
いくらいいモノでも、自分の手中にするその体験が悪いものだと購入した商品に対するイメージも悪くなります。
選ばれるためにお店や会社が強化すべきこととは?

例えば、ホームページ作成をどこかの業者に頼もうとネットで検索すると星の数ほど出てきます。
料金など多少の違いはあるけれど、正直今はある程度の情報を仕入れることはできるので、どこも実力は変わらず圧倒的な技術の差は無かったりします。
そんな時、最終判断となるのは「人柄」だったりします。
困った時に嫌な顔せず親切に対応してくれたり、連絡が取りやすかったり、常に自分に必要な新しい情報を与えてくれたり、メールの返信に心がこもっていたり、どんな時も笑顔で迎え入れてくれたり・・・人はこういうところに他より大きな価値を感じます。
メールの文章ひとつでも自社の価値を感じさせることができるわけです。
前にも書きましたが、人は「誰から買うか」は買い物においてとても大きな要素です。
今は「推し活」という活動でもわかるように、消費者にとってモノより「誰にお金を使うか?」は購買において非常に重要なファクターです。
そう考えると、自社が選ばれるためには働く従業員のモチベーションが上がるような管理・指導する方法を構築することは必須条件ですし、個人事業主は常に人間性を高めていくことが何より重要になってくることがお分かりいただけると思います。
「どうせお金を使うなら、あの人のところで!」と思ってもらえるか。
成熟期を迎える前の業界であっても、莫大な資金を注ぎ込んでも、SNSで大量に発信しても、スキルの向上に励んでも、根本のヒューマンスキル(人間性)が低いとビジネスを発展させていくことは困難です。
逆に、ヒューマンスキル(人間性)の高い人の元へは、遠くても少しぐらい高くてもお客様は足を運んでくれます。
いかがでしょうか?
どんな商品やサービスよりも武器になる「人の力」。
これを徹底するだけで、他社が絶対に真似できない差別化につながっていきます。
ピンときた方は、是非とも取り組んでみてくださいね。
私も肝に銘じて取り組んでいきたいと思います。
一緒に頑張りましょう!