先日は株式会社トライアル・カンパニー様で恒例のセミナー研修の講師を務めさせていただきました。
研修のタイトルは「五感を使った集客販売ノウハウ」。
実店舗で販売をする上でこれを知っているのと知らないのとでは死活問題になりますし、しっかり意識して活用しているのといないのとでは売上に雲泥の差が出ます。
ということで、今回は多くの方から参加表明があり、全国に300店舗ある企業様なので各仕事場から参加できるようにオンライン形式で研修を実施することになりました。

コロナ以降、オンラインによるセミナー研修や講演が増えましたが、こういった全国に店舗や営業所がある企業様にとっては本当に便利。
時間や各自の移動費、宿泊費も無駄に使わずに済みますし、研修終了後に即実践に移れるというのも魅力です。
ただ、講師の方は結構大変で・・・^^;
リアルセミナーは会場の臨場感や参加者の表情を確認しながらできるのに対して、オンラインだとそのあたりの感覚がつかみにくいんですね。
だから、参加者への伝わり方(理解度の高さ)という面ではリアルセミナーに分があります。
でも、いつでも、どこでも気軽に多くの方が参加できるというオンライン形式はそれだけで素晴らしい価値で、本当にセミナー研修や講演には大きな改革になったと思います。

さて、話を本題に戻しますが・・・
冒頭にも書きましたが、今回の「五感を使った集客販売ノウハウ」は実店舗で事業展開している会社(人)は目一杯活用できるようになると必ず業績アップにつながります。
なぜなら、これを明確に理解するということは消費者心理、購買心理を本質から理解することにつながりますし、思考や発想も創造的かつ柔軟になり、それを深く掘り下げロジカルに体系化することで再現性が確立されるので、随時業績を上げていけるようになるからです。
さらに、実店舗はネット販売では表現できない嗅覚、触覚、味覚といった感覚に加え、空間や動きなど全体で世界観を作り上げることができるため、来店者に感動を与え、ブランドを想像でき、大きな差別化・独自化を産むことができます。
まさに、「知らない」「やらない」では死活問題になってくるほど重要なんですね。

例えば、店内で流すBGMの音楽ひとつでお客様の滞留時間が長くなったり、短くなったりします。
居酒屋などでジャズやクラッシック、ボサノバなどをBGMで流すとお客様の滞留時間が長くなるため、1組のお客様が追加注文を取る確率は高くなります。
逆に、昼間のランチタイムで店内のお客様の回転率を上げたければ、ポップスや歌謡曲などを流せば回転率が上がり、お客様の流動が早くなるため、店内の回転率を上げることができます。
つまり、お客様の心理や行動をコントロールできるわけですね。
いかがでしょうか?
こんな感じで、お客様のコントロールできるようになれば、商売が簡単になるのは容易に想像できると思います。
今回のトライアル様はスーパーマーケット業態なので、わかりやすいように試食販売の観点から集客販売全体に活かせるようひとつひとつノウハウを公開させていただきました。
終わった後の質疑応答も活発でしたし、アンケートも好評でしたので参加者の皆さんにも喜んでいただけたと思います^^
トライアルの皆様、ありがとうございました!
商売はいかに優位に運ぶことができるか。
そのためにどんな情報をキャッチし、それを実践し、自社独自のものに作り上げるかが大事です。
是非興味のある方はお声掛けくださいね。
全力でお伝えさせていただきます。
一緒に頑張りましょう!