販売力を向上させ、繁盛店へ導くための取り組みを紹介します!
「いいものを揃えているのに売れない」
「販売員が育たない」
「お客様が来ない。来店数が少ない日が多い」・・・
こういったことで悩んでいる店舗は実は少なくありません。
ただ、そういった店舗や企業には必ず問題点があります。
では、一体どこに問題があるのでしょう?
業績を伸ばしている企業が繁盛する理由
業績を上げているお店や会社を見ると、
「あそこはいいスタッフが揃っているからだ」
「人気の商品があるからだ」
「お洒落なお店だからだ」
「待遇がいいからだ。給与が高いからだ」
そういうふうに思う人が少なくありません。
実際、そう見えますからね(笑)
でも、実はそれらはあまり関係ありません。それらは単に氷山の一角に過ぎません。
問題は「何故そうなっているのか?」・・・それがポイントなんです。
本当に大事なものはもっと見えない部分にあります。
そこに本気で着手できるかどうか・・・それが繁栄への最初の分岐点になります。
業績を伸ばす会社が必ずクリアしている4つの要素
いざ販売力を上げたいと考えた時に、多くの人は真っ先に従業員の接客スキルの向上に着手しようと思います。
でも、その前にやっておくべきことがたくさんあるんです。
実は、接客スキル・営業スキルを着手するのは一番最後なんですね。
ここを間違って改善を試みても、ほとんど上手くいきません。
店舗や会社の販売力を向上させるには、大きく4つのポイントがあります。
①マーケティング |
②職場環境、チームマネジメント |
③従業員個々のメンタル |
④販売スキル、接客スキル |
業績を上げている店舗や会社は、まずこの4つの項目がキレイにクリアされています。
改善に取り組む順番も、
①マーケティング
↓
②職場環境、チームマネジメント
↓
③従業員個々のメンタル
↓
④販売スキル、接客スキル
という順になります。
改善にはこの順序が非常に大事で、取り組みも順序がぐちゃぐちゃだと不具合が起こって、せっかくの企画もほとんど効果がなく終わってしまうことが多いんですね。
この辺りはコンサルティングの経験から言っても、非常に大事なことなので注意が必要です。
販売力を上げるために取り組むべきポイントの重要性
まず、最初に「マーケティング」ができていないとお客様、見込み客を集めることができません。
お客が来ないことには、従業員が接客することも、売ることもできませんからね。
マーケティングとは、簡単にいうと「お客様に選んでもらうため、お客様を集めるための仕組みづくり」です。
これがしっかりとできてない企業は、魅力が伝わらないので、お客様を集めることができません。
ですから、販売力強化を目指すにはこれがまず最優先となります。
次に、「職場環境、チームマネジメント」の問題があります。
職場内で人間関係を拗らせる派閥ができていたり、管理の方法が偏ったり、間違っている場合、いくらいい人材が入ってきても力を発揮することができません。
こういう職場では従業員の力が発揮できないだけでなく、いい人材が育たなかったり、離職率が高くなりがちです。
さらに、個人の問題だけでなくチームとしてマイナスに働くため、いくら頑張っても結果が出ないようになります。
また、「従業員個々のメンタル」は売上に大きく左右します。
例えば、高いものを薦めるのに抵抗があったり、クロージングは嫌な思いをさせるといった誤った認識を強く持っていたりするとその従業員の成績は上げることができません。
それらを失くすには、潜在意識にある負のビリーフ(信念)を取り除くか、書き換える必要があります。
また、指導の仕方ひとつで前向きになれたり、なれなかったりします。
チームの力を上げるには底辺のレベルアップが不可欠です。
メンタルの改善だけで見違えるように成績が上がる人は実は少なくなかったりします。
それらができた上で、ようやく「販売スキル」に着手することが大事です。
いくら小手先の技術を身につけたところで、マーケティングが確立されていなかったり、職場環境・チームマネジメント、メンタルケアができていなければ、従業員の力をフルに発揮させることはできません。
逆に、それらができた上で販売スキルが身につくと圧倒的に飛躍することができます。
従業員の接客力、販売力を最大限に効果を高める基盤をつくる
基本的に売りたくない人はいません。
ただ、
「売り方がわからない」
「環境によって力が発揮できない」
「自分を変えたいと思っても変え方がわからない」
その結果、力を発揮できずに腐っていくという人はたくさんいます。
業績の上がる店舗や会社をつくるには従業員の力を最大限に発揮できる基盤をつくることが大事です。
しかし、それさえできれば従業員は自立し、良きリーダーが生まれ、その後はどんどん業績は上がっていきます。
そして、止まることのない好循環に入っていくでしょう。
売れるには売れる理由があります。
強い販売チームにも強い販売チームになる理由が必ずあります。
「何故そうなっているのか?」
その見えない部分にいかに着手するか・・・
それが繁盛店へのポイントになります。
是非参考にしてみてください。