商売をする上で「長くいい関係を築く方法」を持っているのと持っていないのとでは、業績に雲泥の差が出ます。
お客様との関係しかり、取引先、部下、業者に至るまで・・・
反映するかどうかは、全てそれにかかっているといってもいいくらいです。
ということで、今回は僕なりの経験からファンやリピーターを増やすことにつながる「長くいい関係を築く方法」について書いてみたいと思います。
ファン、リピーターを増やす方法① 接触頻度を増やす
まず、長くいい関係を築くために原則的に不可欠なことがあります。
それは「(相手と)接触する機会を増やす」ということです。
「仲がいい人」「応援している人」「力になってあげたい人」と思う人のほとんどは、普段から接する機会が多い人だったりします。
たとえ、現在それほど接点がない人でも、振り返れば過去には一時期頻繁に接触した機会があったりします。
例外的に一発でフィーリングが合って、親密になる人もいますが、通常は初対面の相手には誰しも警戒心を持っているため、仲良くなるためには、相手のことをよく知る期間を要します。
それも、長い時間をかけてゆっくり会うよりも、短期間で頻繁に接する方が効果的で深くいい関係性が築けます。
心理学でも「ザイオンス効果」というものがありますが、それによると初対面の相手でも何度も繰り返し接触することによって、だんだん好感度や評価は上がっていくと言われています。
特に、商売では初対面から1ヶ月の間に7回(初対面から1週間以内に3回)接触することができれば、相手はこちらのこと(存在)をはっきりと意識し、購入に至る確率がグンと上がると言われているくらいです。
そして、その後も定期的に接触する機会を設けることができると、脳内にあなたの存在が強くインプットされ、ファンになってくれたり、リピートしてくれるようになるんですね。
実は、できる営業マンやトップ販売員は、こういうことをよく知っています。
彼らが何気に足繁く相手を定期的に訪問するのも、こういった意味があるということなんですね。
それは「(相手と)接触する機会を増やす」ということです。
「仲がいい人」「応援している人」「力になってあげたい人」と思う人のほとんどは、普段から接する機会が多い人だったりします。
たとえ、現在それほど接点がない人でも、振り返れば過去には一時期頻繁に接触した機会があったりします。
例外的に一発でフィーリングが合って、親密になる人もいますが、通常は初対面の相手には誰しも警戒心を持っているため、仲良くなるためには、相手のことをよく知る期間を要します。
それも、長い時間をかけてゆっくり会うよりも、短期間で頻繁に接する方が効果的で深くいい関係性が築けます。
心理学でも「ザイオンス効果」というものがありますが、それによると初対面の相手でも何度も繰り返し接触することによって、だんだん好感度や評価は上がっていくと言われています。
特に、商売では初対面から1ヶ月の間に7回(初対面から1週間以内に3回)接触することができれば、相手はこちらのこと(存在)をはっきりと意識し、購入に至る確率がグンと上がると言われているくらいです。
そして、その後も定期的に接触する機会を設けることができると、脳内にあなたの存在が強くインプットされ、ファンになってくれたり、リピートしてくれるようになるんですね。
実は、できる営業マンやトップ販売員は、こういうことをよく知っています。
彼らが何気に足繁く相手を定期的に訪問するのも、こういった意味があるということなんですね。
ファン、リピーターを増やす方法② コミュニケーションで認識を深める
でも、「接触頻度を上げるといっても、用もないのにそんなに何回も訪問できないよ」っていう人もいます。
そうですよね^^;
ただ、訪問することだけが接触とは言いません。
たとえば、送ったメールを読んでもらうことも接触ですし、資料を相手に郵送することも接触機会になります。
そういうことも含めると、初対面の相手に対して
1回目 初対面(対面or電話およびメールでの問い合わせ)
2回目 お礼メール
3回目 資料やパンフレットの郵送
4回目 届いたかどうかの確認メール
5回目 サンプル品配送
6回目 サンプルに対する意見確認の電話
7回目 今、契約するメリット、特典紹介・・・と、
これだけで1ヶ月内に7回の接触は完了します。
これくらいなら、ちょっと知恵を絞れば誰でもできるんじゃないでしょうか?
ただ、ここで大事なのは「接触ごとにコミュニケーションの意識を持つ」ということです。
たとえば、単に資料だけをポンと送るのと、あなたの人間性(個)を出した文面のメモを同封するのとでは、相手の受け取り方は全く違ってきます。
メールでも業務的な内容だけで終わるのか、「ここ数日は暑い日が続きますね。お身体には十分気をつけてくださいね」と相手を気遣った一文を一言入れるのだけでも、受け手のあなたへの印象は変わってきます。
話は少し逸れますが、SNSやメルマガをやっていても効果が出ないと嘆いている企業は、商品の説明や売り込みばかり投稿していたりするので、読者とコミュニケーションが成り立たず、結果的に安売りの時にしか反応してくれなくなります。
それに比べ、上手く活用できている企業は、読み手とのコミュニケーションを意識した投稿に終始しているので、好感や共感を得ることができ、取り組みにも理解があり、価値観を共有してくれるため、応援してくれるようになるんですね。
ウチの場合は、定期的にニュースレターをクライアントに送っていますが、そこには売り込みは一切ありません。
現場で感じた事やお役立ち情報、はたまた趣味の事やスタッフの紹介など、こちらのことを少しでも知ってもらおうと普段クライアントからは見えない部分をピックアップしたりして、興味を持ってもらうきっかけになればと思って発行しています。
「ニュースレターは、郵送するのにコストがかかるから嫌だ」という人もいますが、毎月訪問する交通費のことを考えれば随分安いですし、忙しい時間に訪問して仕事の手を止めてもらうより、暇な時に手に取って読んでもらえる方が内容も頭に入りやすく、印象に残りやすいんですよね。
そして、これを続けることで、次に会った時には会話の話題に困ることはありませんし、徐々にこちらの考えも理解してくれていたりするので、僕は気に入っています^^
実際、ニュースレターで大きく業績が上がりましたしね。
やってみると面白いですよ。
話を戻しますが・・・
読み手のこと(立場・心理)を考え、コミュニケーションを意識した接触を心がける。
同じ接触頻度を増やしていくにしても、一回一回無機質なものにしない。
長くいい関係を築いていくには、そういったことに気をつけることも大事になってきます。
そうですよね^^;
ただ、訪問することだけが接触とは言いません。
たとえば、送ったメールを読んでもらうことも接触ですし、資料を相手に郵送することも接触機会になります。
そういうことも含めると、初対面の相手に対して
1回目 初対面(対面or電話およびメールでの問い合わせ)
2回目 お礼メール
3回目 資料やパンフレットの郵送
4回目 届いたかどうかの確認メール
5回目 サンプル品配送
6回目 サンプルに対する意見確認の電話
7回目 今、契約するメリット、特典紹介・・・と、
これだけで1ヶ月内に7回の接触は完了します。
これくらいなら、ちょっと知恵を絞れば誰でもできるんじゃないでしょうか?
ただ、ここで大事なのは「接触ごとにコミュニケーションの意識を持つ」ということです。
たとえば、単に資料だけをポンと送るのと、あなたの人間性(個)を出した文面のメモを同封するのとでは、相手の受け取り方は全く違ってきます。
メールでも業務的な内容だけで終わるのか、「ここ数日は暑い日が続きますね。お身体には十分気をつけてくださいね」と相手を気遣った一文を一言入れるのだけでも、受け手のあなたへの印象は変わってきます。
話は少し逸れますが、SNSやメルマガをやっていても効果が出ないと嘆いている企業は、商品の説明や売り込みばかり投稿していたりするので、読者とコミュニケーションが成り立たず、結果的に安売りの時にしか反応してくれなくなります。
それに比べ、上手く活用できている企業は、読み手とのコミュニケーションを意識した投稿に終始しているので、好感や共感を得ることができ、取り組みにも理解があり、価値観を共有してくれるため、応援してくれるようになるんですね。
ウチの場合は、定期的にニュースレターをクライアントに送っていますが、そこには売り込みは一切ありません。
現場で感じた事やお役立ち情報、はたまた趣味の事やスタッフの紹介など、こちらのことを少しでも知ってもらおうと普段クライアントからは見えない部分をピックアップしたりして、興味を持ってもらうきっかけになればと思って発行しています。
「ニュースレターは、郵送するのにコストがかかるから嫌だ」という人もいますが、毎月訪問する交通費のことを考えれば随分安いですし、忙しい時間に訪問して仕事の手を止めてもらうより、暇な時に手に取って読んでもらえる方が内容も頭に入りやすく、印象に残りやすいんですよね。
そして、これを続けることで、次に会った時には会話の話題に困ることはありませんし、徐々にこちらの考えも理解してくれていたりするので、僕は気に入っています^^
実際、ニュースレターで大きく業績が上がりましたしね。
やってみると面白いですよ。
話を戻しますが・・・
読み手のこと(立場・心理)を考え、コミュニケーションを意識した接触を心がける。
同じ接触頻度を増やしていくにしても、一回一回無機質なものにしない。
長くいい関係を築いていくには、そういったことに気をつけることも大事になってきます。
ファン、リピーターを増やす方法③ 相手のことを知る努力をする
ネットやニュースレターなどで関係性を築くには、相手の状況を想定して、共感を得る投稿を心がける必要があります。
しかし、実際に相手と対面する機会がある場合は、会話の中で親しみを増すことができるかどうかがポイントになってきます。
そのためには、どれだけ相手のことを知ることができるかが重要になってきます。
人間はちょっとしたことで共感を得たり、相手に好感を持ったりします。
例えば、名刺交換の時に相手の下の名前が自分の子供と同じであることを話題に上げたりするだけで、相手は親しみを感じて距離感が狭まったりします。
他にも、出身地が同じであったり、趣味や好みが同じであったり、何か共通項が見つかるだけで、一気に心が開いてその場の空気も和やかになったりします。
商談では仕事の内容はもちろん大事ですが、実際人間同士が良い関係を築く上では、意外に仕事以外の部分が重要なキーを握っていることも少なくないんですね。
ただ、相手のことを知るには、相手に心を開いてもらう必要があります。
それには、こちらから先に自分の情報を与えたり、よく観察して質問したりすることが不可欠です。
つまり、自分から先に心を開くということですね。
これまでの経験で失敗談などがあるとそれを自分から先に話すと、身近に感じてくれたり、共感してくれたりして、相手も心を開いてくれやすくなります。
また、相手をよく観察して、いい時計をしているなと思ったら、それのことを尋ねることで、お気に入りの時計に気づいてくれたあなたに好感を持って、それをきっかけに心を開いてくれたりします。
良質なコミュニケーションは、一方通行では成り立ちませんからね。
双方のことをお互いどれだけ知っているか(理解し合えるか)。
その深さが二人の絆の深さと比例すると思います。
いくら接触頻度が多くても、コミュニケーションがうまく取れていないと相手のことはわかりません。
それでは、やはり長くいい関係を作ることはできないですからね。
注意したいところです。
しかし、実際に相手と対面する機会がある場合は、会話の中で親しみを増すことができるかどうかがポイントになってきます。
そのためには、どれだけ相手のことを知ることができるかが重要になってきます。
人間はちょっとしたことで共感を得たり、相手に好感を持ったりします。
例えば、名刺交換の時に相手の下の名前が自分の子供と同じであることを話題に上げたりするだけで、相手は親しみを感じて距離感が狭まったりします。
他にも、出身地が同じであったり、趣味や好みが同じであったり、何か共通項が見つかるだけで、一気に心が開いてその場の空気も和やかになったりします。
商談では仕事の内容はもちろん大事ですが、実際人間同士が良い関係を築く上では、意外に仕事以外の部分が重要なキーを握っていることも少なくないんですね。
ただ、相手のことを知るには、相手に心を開いてもらう必要があります。
それには、こちらから先に自分の情報を与えたり、よく観察して質問したりすることが不可欠です。
つまり、自分から先に心を開くということですね。
これまでの経験で失敗談などがあるとそれを自分から先に話すと、身近に感じてくれたり、共感してくれたりして、相手も心を開いてくれやすくなります。
また、相手をよく観察して、いい時計をしているなと思ったら、それのことを尋ねることで、お気に入りの時計に気づいてくれたあなたに好感を持って、それをきっかけに心を開いてくれたりします。
良質なコミュニケーションは、一方通行では成り立ちませんからね。
双方のことをお互いどれだけ知っているか(理解し合えるか)。
その深さが二人の絆の深さと比例すると思います。
いくら接触頻度が多くても、コミュニケーションがうまく取れていないと相手のことはわかりません。
それでは、やはり長くいい関係を作ることはできないですからね。
注意したいところです。
ファン、リピーターを増やす方法④ 相手のために骨を折る
さて、これまで書いてきたようなことを普段実行している中で、関係性を築いていけたなら、あと一つ是非実践してみてほしい事があります。
それは、「相手のために骨を折る」という事です。
長く関係が続いていくと、相手にもピンチの時が来ます。
この時に、少し無理を聞いて骨を折ってあげると、相手も恩義を感じてくれます。
それがきっかけで、双方の間で「持ちつ持たれつの精神」が育まれれば、理想的ないい関係が完成するんですね。
たとえば、取引先担当者から急遽「明日、〇〇で店頭販売をやって欲しい」と言われても、どこの派遣会社もまともな対応ができなかったりします。
もちろん、ウチの会社でも無理なんですが、そんな困っている時に僕自身が行って販売をすると「社長さん自らが・・・」と感謝されるんですね。
今はさすがにそう言ったことは無くなりましたが、昔はそういったパフォーマンスで恩義を売ることもありました^^
こういった相手のために骨を折る行為をすることで、こちらが困った時にも助けてもらえる関係が出来上がったりするんですね。
ただ、中には恩義を感じるどころか、調子に乗って、いつも困ったフリをしたり、それとなく自分のところの要求ばかり押し付けてくる人もいます;
そういう人は、単に都合のいいように相手を利用することしか考えてないので注意が必要です。
よく観察すれば、言葉尻がおかしかったり、言っている事とやっている事に違いがあったりするのですぐ見分けがつきますからね。
(見分けがつかない人は、失敗していく中で覚えるしかないんですよねぇ、これって。 まあ、みんなそうやって覚えていくので、そこは修行だと思ってください。 ごめんなさい;)
あと、取引が始まる前から料金を安くしてあげることは、骨を折る事にはつながらないので要注意。
こちらは骨を折っているつもりでも、間違いなく恩義を感じてはもらえませんので。
これも、よかったら参考にしてみてくださいね^^
ーーー
いかがでしたでしょうか?
今はSNSやメルマガなど便利なコミュニケーションツールもたくさんありますが、本質の部分が抜けているといくら頑張ってもファンやリピーターはできません。
長くいい関係を作るには、そこに「心」が通うことが必須です。
どんな商売であっても、相手にするのは人間ですからね。
これからも、それを忘れずに僕も取り組んで行こうと思います。
一緒に頑張りましょう!
それは、「相手のために骨を折る」という事です。
長く関係が続いていくと、相手にもピンチの時が来ます。
この時に、少し無理を聞いて骨を折ってあげると、相手も恩義を感じてくれます。
それがきっかけで、双方の間で「持ちつ持たれつの精神」が育まれれば、理想的ないい関係が完成するんですね。
たとえば、取引先担当者から急遽「明日、〇〇で店頭販売をやって欲しい」と言われても、どこの派遣会社もまともな対応ができなかったりします。
もちろん、ウチの会社でも無理なんですが、そんな困っている時に僕自身が行って販売をすると「社長さん自らが・・・」と感謝されるんですね。
今はさすがにそう言ったことは無くなりましたが、昔はそういったパフォーマンスで恩義を売ることもありました^^
こういった相手のために骨を折る行為をすることで、こちらが困った時にも助けてもらえる関係が出来上がったりするんですね。
ただ、中には恩義を感じるどころか、調子に乗って、いつも困ったフリをしたり、それとなく自分のところの要求ばかり押し付けてくる人もいます;
そういう人は、単に都合のいいように相手を利用することしか考えてないので注意が必要です。
よく観察すれば、言葉尻がおかしかったり、言っている事とやっている事に違いがあったりするのですぐ見分けがつきますからね。
(見分けがつかない人は、失敗していく中で覚えるしかないんですよねぇ、これって。 まあ、みんなそうやって覚えていくので、そこは修行だと思ってください。 ごめんなさい;)
あと、取引が始まる前から料金を安くしてあげることは、骨を折る事にはつながらないので要注意。
こちらは骨を折っているつもりでも、間違いなく恩義を感じてはもらえませんので。
これも、よかったら参考にしてみてくださいね^^
ーーー
いかがでしたでしょうか?
今はSNSやメルマガなど便利なコミュニケーションツールもたくさんありますが、本質の部分が抜けているといくら頑張ってもファンやリピーターはできません。
長くいい関係を作るには、そこに「心」が通うことが必須です。
どんな商売であっても、相手にするのは人間ですからね。
これからも、それを忘れずに僕も取り組んで行こうと思います。
一緒に頑張りましょう!