某ハムメーカーが定期的に実施している京阪百貨店での試食販売。
順調にお客様も付いてきていて、今回も好評でした^^
何事も継続するというのは大事ですが、それは店頭プロモーションに関しても同じことが言えます。
一度だけ試食販売をやっても、それほど大きな結果は得られません。
例えば、1,000名来店されるお店でも接客できるのは試食販売をしている前を通る人だけ。
せいぜい、1/10の100名程度がいいところです。
そのうち半分の50名が買ってくれたところで、年間の売上から見れば大した金額にはなりません。
ただし、これを繰り返すとバカにできないものになります。
同じお店で同じ商品のプロモーションを毎月定期的に行うと、毎回新規のお客様が50名増えます。
その上に前回買ったお客様のうち1/5がリピートしてくれると10名プラスされます。
これを繰り返すと認知度が上がり、リピート客(ファン)が増えていき、普段商品棚に置いてあるだけでもお客様が買っていくようになります。
そうなると、年間売上は当然変わってくるんですね。
そして、リピート客(ファン)を増やしていくには試食の出し方一つでもそれは大きく変わってきます。
実は、同じハムやウィンナーでも焼き方、切り方、並べ方などで味が変わります。
それを知っているかどうかでお客様に与える印象は全く違ってくるんですね。
どれだけ原材料にこだわっていても、製法にこだわっていても、販売員が提供の仕方を間違うと価値がお客様に伝わらない;
意外にこういうことに気が回っていない会社や販売員は少なくありません。
適当に店頭プロモーションを行っている会社はすごくもったいなですよ。
せっかく直接お客様にアプローチできる大切な機会なので大事にいきたいですね。
試食販売(店頭プロモーション)って一回やったくらいでドカンと儲かるものではありません。
それに比べて、テレビCMや番組取材などは一回でも効果も大きい。
上手くいくとドカンと儲かります。
ただし、外れた場合はかけた経費も大きいので損害も大きくなる。
つまり、ハイリスク・ハイリターンな広告の仕方です。
その点、試食販売は小さな経費で実施することが可能。
そして、塵も積もれば山となります。それも一度形成されれば簡単に崩れません。
これは事実。僕らはそんなメーカーを何度も見てきました。
また、上手くいかなくても途中で修正はいくらでもかけることができるし、プロモーションしたい人、実施する場所、やり方など自由に選べます。
小さく堅実に成果を上げていきやすい・・・だから、資金の少ない企業は絶対見逃せない方法なんですね。
少ない資金でどんどん精度を上げながら宣伝でき、同業他社と差別化を図りながら、確実にファンを作っていける。
なかなかこんな方法はないと思いますよ^^
今はSNSも台頭してきて、宣伝方法も多種多様になってきました。
そんな中で小資金で老若男女わかりやすく、実際に体験してもらえ、確実に成果を収めていける方法を極めるかどうかは大きな違いが出てくると思います。
是非、まだ実施したことのない会社は試してみてください。
そして、満足いく結果を得られていない会社はやり方を今一度見直してみてくださいね。
必ずいい結果が得られると思いますよ。
一緒に頑張りましょう!