さて、唐突ですが・・・ドラマ「ドラゴン桜」って知ってますか?^^
僕は、普段からテレビを見る習慣がないのでドラマのことはよく知らなかったんだけど「地面師たち」にハマって以降、オフはNetflixで日本のドラマを観ることが多くなって、いろいろ探っているうちに、たまたま阿部寛が主役のドラマということでちょっと興味を惹かれたんですね。
で、2021年にTBS系日曜劇場で放送されたものを観てみることにしたんですが・・・これが結構面白くて一気に最後まで観てしまいました^^
ドラマを知らない人のために簡単に説明すると、内容は「出来の悪い生徒が常識はずれな教師のもとで東大を目指す」というよくあるパターンのもの。
ただ、僕はこのドラマを観て、自分の会社のことを振り返って考えるようになりました。
贔屓目があるかもしれませんが、ウチの会社のスタッフさんは業界を見渡しても、全体的に真面目で優秀な人が揃っている方だと思います。
でも、完璧かと言えば、そんなことはありません。
どこの会社もそうだと思いますが、中には伸び悩んでいたり、手を抜きがちな人もいます。
理想としては「スーパースターばかりが揃う集団」を作ろうと目指しても、現実はそんな簡単にはいかないんですね。
第一、飛び抜けた高待遇制度や全国的に知名度があるわけでもないような小さな会社にスーパースターがホイホイやってくるなんてことはないわけです。
「いい人材が来ない」と嘆いていたって、そんなものは幻想であって現実にはありえない。
となると、手元に集まる持ち駒でなんとかするしかない・・・どう育成して成長させていけるか、人材不足が謳われる今、そこが大きなポイントになってくるなと「ドラゴン桜」を観ながらぼんやり考えていました。
では、小さな会社は一体どうすればいいチームを作れるのか?
そのキーワードは、「承認」と「仲間」と「感動」にあるように思います。
一人ひとりの良いところを認めて(承認欲求)、仲間として受け入れる(社会的欲求)。
そして、達成の喜びと感動を味わえるようにサポートしてあげる(自己実現の欲求)。
改めて見ると、心理学者のマズローの五段階欲求が見事にハマっていますが、本当にそうだなと思います。
そして今回僕は、「ドラゴン桜」にそれを見たように思ったんですね^^
資本が少なく華々しい知名度や実績がない小さな会社は、「オーシャンズ11」を夢見るのではなく、「ドラゴン桜」や「キャプテン」方式・・・そこに現状を抜け出すヒントが落ちているように思います。
経営者や指導者である立場の人、部下を持つ人、先輩に当たる人がどう考えているかで、その職場のチームが作られます。
人材不足がどんどん深刻化してくるこれから先の時代は、そういった人の考え方がすごく重要になってくるんですね。
僕は今回「ドラゴン桜」を観たことでそれを改めて感じれてラッキーだったなと思いました^^
さて、とはいえ言うは易く行うは難し。
今後もいろんな頭をかかえる難問が待ち受けているんだろうな〜。
お〜、こわっ^^;
でも、せっかく気付けたんだから、次は勇気を持って理想の実現に向けて動いていきたいと思います。
一緒に頑張りましょう!