前回、人員不足を解消するために大切だと思われることを書きましたが、今回は多くの募集の中から選ばれている「頭ひとつ抜けている会社」が何をやっているのかを紹介したいと思います。
それは、ズバリSNSの活用。
しかも、一番多くの情報が伝わる動画を活用しているということなんですね。
YouTubeやTikTokをうまく活用することで、社内(店内)の様子や従業員の人柄、仕事の内容、仕事の面白さ、自由度、社風を余すことなく伝えています。
これらは文字でも伝えることはできますが、やはり音声や動き、表情、風景などリアルな三次元表現では全然伝わる量が違うんですね。
しかも、アイデア一つで他の業種や同業他社よりも差をつけることができますし、不便な立地や条件の悪さでさえも超越することが可能になってきます。
では、早速実際の例を見てみてください。
まず、普通の飲食店のものですが、このショート動画だけで、このお店の雰囲気や従業員の人柄、またどんな内容の業務なのか、すぐに伝わるのではないかと思います。
これだけでも求職者にとっては、いろんな不安要素(障壁)がなくなるので、応募しやすくなるんじゃないでしょうか。
また、次のハードオフの動画に至っては、かなりユニークなパフォーマンスになっています。
仕事上、扱っているリサイクルの楽器を使っての演奏。
演奏も上手なんですが、商品紹介もあり、お笑いパフォーマンスもありで、素晴らしいコンテンツに仕上がっています。
ホント、素晴らしいアイデア! ハイクォリティーのコンテンツですね。
この「ここまでやるか」という度合い(本気度)が見るものを楽しませ、「面白そう」「こんな人と会ってみたい」「こんな自由な発想の会社で働いてみたい」と希望を与えると思うんですね。
他にも、公務員でも北九州市などは動画の発信にも力を入れています。
職業柄、堅いイメージがありますが、こうやって遊び心を持って発信していくことでイメージが和らぎますし、仕事ぶりや仕事内容もよく伝わることで偏見がなくなります。
出演している人は若干緊張気味ですが、おそらく内心は楽しんでいるでしょうし、社内の改革や雰囲気作りにもとても良いことだと思います。
そして、次の飲食店。 こちらはエンタメ。
最後にオチまでつけて、企画から楽しんでいるのが伝わってきます^^
でも、こういう発想をする人やそれを面白がって一緒にやってくれる仲間がいるところって魅力的ですよね。
自分の仲間に入りたいって思う人は必ずいると思います。
こういう文字だけの募集要項では絶対に伝わらない魅力を動画なら、余すことなく伝えることが可能なんですね。
最後はウチの会社の募集動画^^;
もう10年も前に撮ったものなので古いところはありますが・・・人柄や仕事内容、社風が伝わるように色々やってみました。
でも、こんな動画でも「これを見て応募しました」って方が数名おられるんですよね^^
ありがたいことです。
今、求人広告で募集を出すと数万から数十万はかかります。
ただ、それがSNS動画だと無料なんですね。
しかも、今ならスマホ一台で撮影はOK。
簡単な編集ならスマホで誰でもできますし、ネットには無料の編集アプリもあります。
あとは、アイデアと行動のみ。
これでやらない手はないと思います。
ただ、ひとつ注意ことがあります。
それは、本気でやることです。
本気で遊ぶ、本気で楽しむ、本気で見せる・・・こういう感覚で取り組まないと「照れ」が出たり、出演者に「やらされ感」が出たりして、面白さや楽しさ、また感動や共感も与えることができず、全く良い印象が残らないものになってしまいます。
機材やお金をかけなくても良いけど、本気で考え、本気で取り組む。
未来の仲間を見つけるためにも、これだけは大切にしてもらいたいと思います^^
さて、いかがでしたでしょうか?
どんな仕事もどんな人にも魅力はあります。
その魅力を埋もれさせず、動画を使って、ふんだんに発信してみてください。
そうすれば、必ずそれが響く人が現れますよ。
その日が来るのを楽しみに、ガチで取り組んでみてください。
一緒に頑張りましょう!