前回このブログで書いた通り、タイトルとサムネイルがクリアできて、視聴者から選んでもらえるようになると次に問題になるのは視聴維持率です。
視聴後、すぐに見るのをやめる動画なのか、最後まで見てもらえる動画なのか。
これはその動画をYouTubeが評価する一つの基準になります。
10分の動画でも1〜2分で離脱されるものと最後まで見てもらえるものとでは評価のされ方が違うわけです。
評価が高いと関連動画として推奨してくれますが、評価が低いと関連動画としてピックアップしてくれません。
(関連動画として推奨されるというのは、パソコンなら観覧している動画の右横に縦に並ぶ動画群、スマホなら観覧している動画の下に紹介される動画のことです)
視聴維持率は通常40%以上あれば良いと言われます。
(将来的にはもっと高くなる可能性があります)
つまり10分の動画だと4分以上見てもらえるとある程度その動画は評価されているということです。
だから、いくらタイトルとサムネイルがうまく出来ていても内容の薄い動画だと視聴回数もチャンネル登録数も増えることはないということなんですね。
注)あまりに視聴維持率が悪い動画ばかりだとチャンネルごとYouTubeの評価は下がるので注意してください)
YouTubeで動画を見てもらう:動画の再生回数を伸ばしたい時に注意する点

動画再生時間を伸ばすには、
・脚本づくり、話題
・見た目の印象度
・オープニングでの興味付け
・話し方
・編集の仕方
といった点がポイントとなってきます。
どれも非常に重要ですが、いろいろバズっている動画とそうでない動画を見る中で私が特に重要だなと思うのは「見た目の印象」と「話し方」です。
理由は脚本や興味付け、編集といったことは勉強したり、外注(プロ)に頼めば何とかなるものなのに対して、見た目の印象と話し方はその人のセンス(素の部分)が大きく反映されるからなんですね。
接客販売の指導をしている中でもよく言うことなのですが、見た目や話し方による相手への印象はそのまま売上に直結してきます。
全体的なルックス、身だしなみ、環境(場所)、表情、目線、しぐさ、話し方、声質、話すスピード、抑揚など・・・これらは自分で考えている以上に残酷なほど売上に反映されます。
つまり、動画集客もキモの部分は接客と同じということです。
私はこれらを改善しただけで売上が上がった販売員や動画のアクセス数が上がった人をこれまでたくさん見てきました。
こういったことは印象操作術と言いますが、相手に物事を伝える(特にモノを売る)際に非常な要素です。
YouTubeで動画を見てもらう:見せ方伝え方で同じ内容でも視聴維持率は変わる

実は、人もモノも見せ方・伝え方で大きく評価が変わります。
動画でもこれは同じで、それらが視聴維持率に大きく影響しているわけです。
ただ、見せ方・伝え方(表現)は自分の趣向や偏見、感性、受けた教育に大きく関わっています。
しかも、こういったことはいわゆる“自己流”で、年月をかけて染み付いてしまっていることが多いため自分では判断がつきにくくなっています。
そのため、なかなか自分では修正できないので非常に厄介です。
自分の映像を他人(ターゲット)が見てどう感じるか?
フラットな感覚でいろんな人を参考にしたりして、客観的な第三者目線で冷静にそれらを分析できるかどうかも、ビジネスにおける動画戦略では非常に重要なポイントになってきます。
いかがでしたでしょうか?
YouTubeから推奨してもらえるようになると、どんどん視聴者が増えていきます。
もちろん内容が良ければ、嬉しいコメントやグッドボタンも増え、チャンネル登録者数も増えていきます。
そうなるためには、こう言ったことも事前に考えておく必要があるので、よかったら参考にしてみてくださいね。
一緒に頑張りましょう!