先日は某メーカー様の依頼でスーパーマーケット「オークワ」での試食販売に行って参りました。
弊社のご利用は初めてのメーカー様でいつもは別のマネキン会社に頼んでいるらしいのですが、今回依頼された理由を聞くと「店舗の場所的に販売に行ってくれる人がいない」とのこと;
調べてみると確かに結構辺鄙で駅からもタクシーでないと行けない場所でしたが、せっかくご連絡いただいたこともあり、「これも何かの縁」ということでお受けさせていただくことになりました^^
奈良の郊外はのどかで交通も少し不便なところもあるのですが、そういった店舗でも「ここがなきゃ困る」というお客様もいますからね。
少数でも根強いファンができればという思いでスタッフも臨んでくれました。

世の中には8:2の法則(パレートの法則)というのがあり、「売上の8割は、全顧客のうち2割で生み出されている」と言われています。
売上の8割は、2割の上顧客が生み出しているビジネスにおいて、売上の8割は全顧客の2割が生み出している。よって売上を伸ばすには顧客全員を対象としたサービスを行うよりも、2割の顧客に的を絞ったサービスを行うほうが効率的である。
年商の8割は、全商品銘柄のうちの2割で生み出している多くの商品を抱えているメーカーにおいて、商品の売上の8割は、全商品銘柄のうちの2割で生み出している。よって、不人気な商品を廃番にしたり、人気商品に宣伝費を多くかけるほうが効率的である。
簡単にいうと、年間にどれだけたくさんの売上が上がっていても、その全体の売上の8割は2割のヘビーユーザー(ファン)によって構成されているということなんですね。
実は、これはほとんどの商売で証明されていて、強烈な根強いファンをどれだけ作れるかがその事業の成功を図る要因になると言われています。
試食販売でも衝動的に買っていただけるのも当然嬉しいのですが、その時のアプローチで感動し、そこからファンになり、リピートし続けてくれるようなお客様になってくれるのがやっぱり一番嬉しい。
そして、試食販売は実際に味見をすることで相当のインパクトを残すため、そういったお客様を作るという意味では格好のパフォーマンスになります。
根強い強力なファン(リピーター)を作りたいなら、まさに最高の販促方法なんですね。
我々も普段から試食販売時には、そういったことを狙って売場に立つようにしています。

今回の試食販売も辺鄙な立地で来店数も少なめの店舗でしたが、「美味しい!」といって喜んで買っていってくれるお客様が何人もいました。
こういうお客様を大切にできるかどうか・・・それが積み重なって息の長いヒット商品ができたり、強い会社が成り立っていくんですね。
我々も試食販売という領域でそういった一助になれるように微力ながら頑張っていきたいなと思います。
何事においても小さなことの積み重ねが血のなり肉となる。
今回の依頼も貴重な財産として今後に活かしていきたいと思います。
ありがとうございました!
これからも一緒に頑張りましょう!