先日は株式会社トライアルカンパニー本社にてスーパーマーケットにおける集客販売強化セミナーに登壇しました。
スーパーマーケットは今まさに戦国時代で、同業者が競い合うように出店していて牌の取り合いが各地で勃発しています。
そんな中で生き残るためには、大前提として各社が明確な特徴を打ち出すことが必要なわけですが、それ以外にも各店舗がいかにプロモーションを強化できるかが大きな差を生み出すポイントとなります。
ということで、トライアル様でも店頭プロモーション強化のために2ヶ月に1度、現状の課題に対してこういった形でセミナーを開催させていただいているわけです。


トライアル様はスーパーマーケット業界でも独特なスタンスを持っておられます。
というのも、元々はマーケティングを本業としていた会社なのでリサーチやデータ管理などが徹底しているんですね。
(この通り、本社の玄関を見てもとてもスーパーマーケットの会社とは思えないですよね^^;)
私も仕事の関係上、たくさんのスーパーマーケットと関わっているのですが、ここまでデータを細かく管理して、効率的に有効活用している会社は他に知りません。
利潤の追求はもちろん人材配置から製造、配送、管理まで一切無駄がない。
こういった強みがあるからロープライスで良質な商品を提供していけるわけです。
これは他社は追随できないところですね。

ただ、これだけでは各地域の店舗力は上がっていきません。
いくら本社が良い環境を整えてくれても、実際お客様と相対するのは店舗の努力ですからね。
そこで店舗の販売力を向上させていくために、今回のような販売セミナーを取り入れることで、各種販促や試食販売などを強化していくことで、店舗・人材の底上げを試みられているんですね。
さすがです。
もちろん僕もそういった意向をお聞きしているので、トライアル様の発展のために全身全霊を注いで対応させていただいています。
やっぱり熱い思いには熱い思いで返したいですからね。
せっかくなので日本一の販売部隊を作りたいと思っています^^

通常、全国各店に情報が行き渡るようにオンラインでセミナーを行っているのですが、今回は実際に対面してのセミナーということでしたので、ワークショップを用いて参加者全員で考えて行動することに重点を置いてみました。
座学でただ聞くだけのセミナーでも学べることはたくさんありますが、実際に自分で参加して考える機会を作ったり、表現したり発表したりすることで「より自分ごと」として捉えることができるので、ワークショップ形式はとても効果的なんですね。
今回は「売れるものには必ず売れる要因となるものがある」ということで、販促表現や販売トークに活かす練習ということで、「世の中で売れているもの(ヒットしているもの)は何が良くて売れているのか?」という題材で研修を進めていきました。
実は「なぜこの商品が売れているのか?」「なぜこれが人気なのか?」といったことを普段から考える癖がつくと世の中の見方が変わりますし、俄然販売が面白くなるんですね。
当たり前ですが、販売は売れるから楽しいんです。
売れないと楽しくありません。
その売れるノウハウ(コツ)がこういった思考から始まるんですね。
環境や条件が良ければ、モノは誰でも売れます。
でも、環境や条件が悪い時でも楽しく販売していくためには、こういった思考や見方、表現方法を持つことが俄然役に立つんですね。
そういった思考回路を少しづつでも持てるようにする。
販売研修をやりながら、接客スキルだけでなく「脳みそのブランドチェンジ」も同時に進めていってもらえればと思っています。
幸い参加者の皆様も前のめりで参加してくださる方ばかりでしたので、終わった後も皆さんからたくさんに質問もいただけ、とてもいい時間となりました。
今回も良い機会をいただき、ありがとうございました^^
ということで、仕入れた情報はすぐに実践。
それを忘れずに現場で試行錯誤してもらいたいと思います。
年末商戦も始まりますしね。
たくさん売れる体験を積んでもらいたいです。
一緒に頑張りましょう!