先週の週末より株式会社ロピアの関西の各店舗にて台湾パイナップルの試食販売がスタート。
天候にも恵まれたこともあり、来店者も多く、たくさんの方にお買い上げいただきました^^
台湾パイナップルは糖度も高く、芯まで食べられるため捨てる箇所も少ないという点でとても人気があり、試食販売を実施すると老若男女が食べていかれます。
そのため、オープンから販売終了時間まで常にブースにはお客様が耐えることなく立ち寄られていました。

いつもロピアに行くと思うのですが、各店商品陳列の仕方が上手く、その日その日のプロモーション商品が売場でもしっかり目立つように配置されています。
商売(販売)は商品の見せ方で成果は大きく変わります。
食品は特に盛り付けひとつで料理の味が変わってくるように、ただ並べているだけでは購買意欲を刺激することはできません。
・美味しそうに見えること
・商品を見つけやすくすること
・手に取りやすくすること
・導線に従ってテーマやストーリーを持つこと
・インパクトを与えること
こういうこと目的として、配色や盛り付け、スペースを考え、売場を構成することで来店者の購買意識を刺激していく必要があるんですね。
人気があるのは、決して安いだけじゃないってことです。

試食販売をしていて思うことですが、陳列や販促にこだわっているお店は人だかりが作りやすいということがあります。
いくら品質の良い商品を取り揃えていても、それが魅力的に見えないお店では人だかりはできません。
逆に、品質がそれほど良くなくても、陳列の仕方や効果的な販促をしているお店は人だかりが作りやすかったりします。
人だかりは最高の宣伝になります。
そこには、興奮や感動があるからです。
そして、それらは自然に伝染します。
商売では、どれだけいいモノを取り扱っていても、その品質だけに頼ってしまって演出の仕方を怠っていると売れません。
安さや品質の良さはお客様にとって大きな魅力ですが、それだけではすぐに飽きられます。
お客様は買い物に対して、楽しみたい、感動したい、ワクワクしたいという意識を潜在的に持っています。
だから、人気のあるお店には、高くても、遠くてもわざわざ足を運ぶんです。
お金を出せば偽りの人だかりを作ることはできますが、それでは興奮や感動を作ることはできないだけに、ここはどこの企業も知恵の出しどころでしょうね。
全国的に乱立しているスーパーマーケット。
その環境からどうやって差別化し、どうやって選ばれるようになっていくは、これからの大きなテーマになってくると思います。
僕たちもその中の役割の一つとして、少しでも役立つことができるようにこれからも精進していきたいと思います。
一緒に頑張りましょう!