営業や接客販売で思うように売上を上げられない人には、どこかしら原因があります。
単純に経験不足であったり、スキルや知識が足りなかったり、はたまた消費者の購買心理が分かっていなかったり、職場環境が悪かったり・・・
でも、その中で一番多くて、一番解決に手間取るのがメンタル面(精神・考え方)のブロックじゃないかと思います。
「自分はしつこくされると嫌だから、お客様にあまり推したくない」
「自分はそれほどいいものだと思わないから、お客様には勧めたくない」
「自分から見て値段が高いから、お客様に勧めるのは気が引ける」・・・など
根底にこういった考えがあると、いくら資質があってスキルが高い人でも、なかなかいい成果を上げることはできません。
なぜなら、本来の持てる能力を潜在意識が制御しにかかるからなんですね。
販売を邪魔する間違った思い込みを叩き潰そう
人間は全て自分の思い込みで現状が構築されています。
「自分は月これくらい稼いで当然だ」
「自分のパートナー(彼氏彼女)はこのぐらいの人が相応しい」
「自分はこれくらいの家の方が落ち着く」
「掃除は最低3日に1回はしないと我慢できない」
「外に出かけるのにこのくらいの身なりをしていないとカッコ悪い」
このように人は何事にでも自分が快適だと思えるレベルを設定しています。(専門的にいうとセルフイメージと言います)
そして、この設定したレベルより、低くても、高くても不快なんですね。
人によっては、
ポルシェに乗っているのが一番落ち着くという人もいれば、乗せてもらってるという感覚で萎縮しかしない人もいます。
また、自分の彼女は長澤まさみが相応しいと真剣に思っている人もいれば、恐れ多すぎて話しかけることさせできないという人もいるんです^^
そして、全てのその思い込みによって今の現状が出来上がっています。
一度は「思考は現実化する」という話を聞いたことがあると思いますが、これが現実なんですね。
人の意見に影響されて損な人生を送っていませんか?
ということは、人それぞれ感覚は違うということなんですね。
だから、
「自分はしつこくされると嫌だから、お客様にあまり推したくない」
「自分はそれほどいいものだと思わないから、お客様には勧めたくない」
「自分から見て値段が高いから、お客様に勧めるのは気が引ける」
と思っていても、それはあくまで「自分は〜」と感じているだけで、相手は必ずしもそう感じているとは限らないということなんです。
わかります?
そもそも、自分はこう感じるという思い込みはほとんどが他人からの刷り込みです。
身近な親や周りの人から影響を受けているだけで、環境が変わればその感覚もすぐに変わります。
前回のブログでも書きましたが、世の中には大谷翔平さんのホームランボールを6億円で買う人もいます。
また、健康食品に年間何百万かける人もいれば、元々美人なのに整形手術に何千万も費やす人もいます。
自分でも学生の時には考えたこともなかったのに、大人になって環境が変わるとそれまで興味がなかった時計に何百万も出して買ったり、「自分には無理だ」と思っていたことも時が経つと簡単にこなせるようになっていたりするんです。
つまり、今の自分の感覚や思い込み(価値観)は絶対じゃないということなんですね。
自分の思い込みの外に面白い世界が広がっている
だから、対面販売をする時に、あまり自分の感覚に重きを置かない。
これは大事なことです。
自分とは全然環境の違うところにいる相手に自分の価値観を当てはめるなんて馬鹿げていますからね。
小さな自分の世界だけで尺度を図らない。
そうすると、接客するのもグッと楽になります。
勧めた商品を買ってくれないのは、相手に興味がないとか、価値観が違うとか、単にお金がないというだけのこと。
決して、あなたを拒絶したり、認めていないわけではありませんからね。
また、そうやって自分の世界を少し広げて見ることで、今までとは違った面白い世界も見えてきます。
実際、思考が現実化するというなら、自分の都合のいいようにワクワクすることを考えた方が絶対楽しい。
今の仕事で月収30万より100万もらえる方が嬉しいですし、
パートナーは綾瀬はるかや福山雅治の方が絶対楽しいでしょうからね^^;
つまらない思考に囚われて、自分の可能性を消していたら損してしまいます。
どうせ生きるなら、やっぱり楽しく生きたいですからね。
対面販売でそれを修正できるなら最高の仕事だと思いますよ。
一緒に頑張りましょう!